幹太くんはとても便利ですが、衣類が縮んでしまうというデメリットもあります。そのデメリットを知った上でも、私はやはり購入して良かったと思っています。今回は衣類が縮む原因や対策方法、注意点についてお伝えいたします!
なぜ縮むの?
- 高熱によって衣類の繊維が傷つき収縮してしまう
- 回転による押し潰し、高温→冷却で繊維の網目が詰まってしまう
幹太くんは乾燥開始から40分後で60度まで上がり、その熱風を当てながら乾燥させています。これはダニを死滅させるためには最も効果的なのですが、衣類にとってもダメージ大。また、衣類を激しく回転して乾燥させている間、衣類同士は互いに押し潰されておりダメージを受けています。更に、高温乾燥後の冷却時間で繊維同士の間隔が狭まり、縮んでしまいます。
縮む素材は?
- 天然素材・・・綿・麻・絹・ウール・レーヨンなど
- 化学繊維・・・ナイロン・ポリウレタンなど
- 生地の目が荒い服・・・ポロシャツ・セーターなど
- 刺繍がある服
縮みにくい素材は?
ポリエステル
ネットでもポリエステル製の可愛いお洋服がたくさんありますよね。綿100%だとかなり縮みを感じますが、ポリエステル70%・綿30%くらいであればそこまで縮みも感じません。(感じ方に個人差はありますが)
縮まないための対策方法
- 早めに幹太くんから出してしまう
乾燥開始20〜30分で出してしまいます。(通常、洗濯物5キロで乾燥時間52分です。)この時はまだ生乾きの状態で、衣類へのダメージも少なくあまり縮んでいません。取り出した後は外干し、部屋干し、浴室乾燥機などで完全に乾くまで干します。途中まで幹太くんで乾燥させているため、通常よりも干している時間は短時間で済みます。こうすることにより高温→冷却時間での縮みも避けることができます。また、こうすることでシワもある程度伸ばすことができます。
- 脱水は弱めに
洗濯の時点で、脱水を弱めに設定しておくことも大切です。これだけでも衣類へのダメージを軽減させることができます。
それでも縮んでしまったら!?元に戻す方法
完全に戻すことは難しいかもしれませんが、ある程度は戻りますので是非お試しください。ただし、毛製品(ウール)の衣類は元に戻すことができませんので、幹太くんを使用しないよう注意しましょう。(試しに毛製品の手袋を幹太くんで乾燥させたところ、ギュッと詰まりかなり縮みました)
準備するもの
- 水、またはぬるま湯
- リンス、またはコンディショナー(裏面の成分表でジメチコンが入っているものを使用してください)
- たらい
手順
- たらいに衣類が浸かる程度の水を入れ、リンスを溶かし入れます。
- 1に縮んだ衣類を入れ、30分つけ置きします。
- つけ置き後、泡が出なくなるまで完全にすすぎます。
- 洗濯機で「軽く」脱水します。
- 平干し、またはハンガーにかけて衣類を少し引っ張るように重りを付けて干します。
まとめ
今回は乾燥機を使用する上で、ほとんどの方が悩む「衣類の縮み」についてお伝えいたしました。縮む素材をみると「ほとんど全部の衣類が使えないじゃない・・」と思われるかもしれません。でも、洗濯物はお洋服だけではないですよね!?タオル系(バスタオル・ハンカチ、ランチョンマットなど)、室内着、靴下、肌着など。少し縮んだとしてもあまり影響がないものはじゃんじゃん幹太くんフル活用して、そこで生まれた精神的余裕・時間的余裕は大切なオシャレ着を丁寧に干す時間にあててはいかがでしょうか?(そういう私はほぼ全て幹太くんに入れてます)
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